だいたい住宅を買う人は住宅ローンを組み、20代前半の若いときに買っています。加えて、新婚ほど買いやすいです。いろいろ家計とローンの計算があると思いますが、若いうちに住宅を買えば、老人になる前に払い終わる計算になります。たとえば23に買って30年ローンを組んだら、53には払い終わって悠々自適な老後を迎えることができます。これを10年遅らせたら33から63、20年遅らせたら43から73と、寿命が終わりかけのところまでローンになってしまいます。80ぐらいまで生きるとしても、人生のほとんどをローンで終わるような形になります。松戸市のリフォーム会社での経験から言えるのですが、新築からリフォームを全く行わないとも限りません。だから、若いときに買っておいたほうが明らかにその後の人生が楽になります。リスクがあるとすれば、ローンを払っている途中で勤めていた会社が倒産、リストラ、予定していた収入が下がる、といったことです。払えなくなった場合、どうするかという問題があります。終身雇用ではない会社が増え、転職が多発しているし、バブルがはじけている日本でローンを払っていけるかどうか不安を残します。