人気がある土地に建つ新築マンションの場合は、入居者を公平に決めるために抽選が行われる場合があります。つまり、学校で例えると、新学期に誰と同じクラスになるのか、誰が隣の席になるのか、担任の先生は誰なのかが、抽選で決まるようなものです。
ガキ大将と同じクラスになったら気が重く、しかも隣の席であれば最悪、ガキ大将を注意出来ない先生であれば絶望的です。マンションの抽選も、誰が入居してくるのか、隣人は誰になるのか、自治会長に選任される方は能力がある人なのかを、長期の住宅ローンを組んでまで運命に委ねるのですから、なるべくリスクは回避することが望ましいです。
といっても、抽選で八百長をするような不動産屋であれば、今後問題が生じるのは火を見るより明らか、不動産を購入する時は不動産屋選びが重要です。
不動産に瑕疵があっても、大手不動産屋であれば保証が受けられますが、安さがウリの不動産屋では保証が受けられることはまずありません。
抽選をして不動産を購入する際は、年収などのボーダーラインを設定しておくと、入居者を篩(ふるい)に掛けられ、同レベルの者同士で生活を送ることが出来ます。